探してみたら見つかりました。以前、グルテンフリーをやった時の文章。前回に引き続き、修養シリーズです。
グルテンフリーを始める
ここ数日グルテンフリー無いし、パン食などを積極的に減らしている。同時に、武術を始めて約半年経とうとしている。ここで、何故仏僧が精進食であったり滝行であったりと言った修行をするのかという共通点を見出した。基本は、自分を抑制させる事が精神修養の目的である。
グルテンフリーをしている最中は、食事で何を食べて良いのか非常に気にかかる。街のどこへ行っても小麦粉が含まれた食事がほとんどである。完全グルテンフリーではないので、本来ならば気にならないところだが、気にしてみるとどこを見渡しても小麦粉だらけである。
最近までは、1日2食で過ごしていたが、ある時を境に朝食に小麦粉を取ってから朝食を食べる習慣がつきそうになっていた。そこで、我慢をして1日2食に戻している。同時に職場に着くと、武術の練習をするわけであるが、当然その時は食べる事自体は忘れる。体を動かすことに楽しみや成長が見られるからである。
おそらくではあるが、仏僧が精進食を取り滝行などを行うのは、余計な思考、ここでは食欲を飛ばすために滝行などの他の方法で意識を飛ばす事が目的にあるのでは無いか?そのことから、自然に自己抑制が出来るようになり、精神修養につながると考えられる。
グルテンフリーについて
グルテンフリーは、小麦などに含まれるグルテンが腸を傷つけ、外からくる他のタンパク質が吸収される際異物と取られる事で、抗体反応を起こすことにより慢性的に炎症が起こるので、小麦の摂取をやめようという事である。
小麦は絶対悪か?ということは無いと思う。北京に住んでいる時も包子・麺は普通に食べていたし、パンも食べていた。その生活でいる時、日本にいる時と比べてもアトピーの症状は断然落ち着いていた。むしろそこまで痒みは感じなかった。これは何が関係があるのだろうか?
当然、その際は米>小麦ではあったけれども。日本と中国北方の環境の違い?日本は四方全て海に囲まれている。よって湿気が強い環境にある。逆に中国北方は比較的寒く乾燥が強い地域にある。それを考えると中国北方では乾燥による痒みは強くなるので無いだろうか?また中国南方は湿気が出てくるし暖かくなる。食文化は米が多くなるがアトピーなどの症状は多くなるのだろうか?そこから見出されるのは、小麦粉を主食とする文化があるかどうかと、その摂取量の問題でしかないと考えられる。