ここ数日暑い日が続いております。まだ5月なのに、こんなに暑いと12月になったらどんだけ暑いのかと。。。というマクラから失礼させていただきます。
さて、今回のテーマは「暑い」です。前回の「東洋医学のお話し。」では、リョクトウも熱さましになるというお話をしましたが、他の食べ物もご紹介いたします。
東洋医学では、熱が体内にたまると口の渇き・発汗・黄色く少ない尿・熱感などがみられると言います。
そのいらない熱を、発汗や排尿などで熱分を出せればよいのですが、昨今では冷房病と言われるくらいエアコンがどこにでもある環境です。そうなると、身体にたまった熱分は発散できず、秋口になると呼吸器系の病気がでるよと、2000年くらい前の本には書かれています。
食べ物で調整する。
食べ物で体の熱を冷ますには、定番ですがキュウリやトマト、ゴーヤーなどがよろしいでしょう。
これらの野菜は、熱を冷ます作用があると言われています。瓜類の多くは熱を冷ますものが多いですね。
ちょっとした食べ方をご案内させていただきます。
トマトは、スクランブルエッグに砂糖、塩、コショウで味付けしたものと一緒に炒めると甘みが出て美味しいですよ
ゴーヤーは、薄切りにしてワタを取り、水浸して苦みをとってから、ニンニクとトウガラシと一緒に炒めて味付けをして食べてもおいしいですよ。
いわゆる、夏に食べる体を冷ます野菜には、食べすぎると体を冷まし過ぎてしまいます。東洋医学の知恵では、少し温めるものを加えてあげる。これが大事です。例えば、上のコショウやトウガラシ・ニンニクなどは、温める作用がある食べ物です。
身体の血行を高めても、汗をかいたりし代謝も高まりますよ。