漢方薬と鍼灸あんまの専門家中医師のイトウガクです。
久しぶりの投稿です。ネタを書くヒマが無かったと言えば、それまでなのですが、今回は思うところがあって投稿しました。
人と面対面で触れる仕事として考えた
来院される患者さんと、冗談交じりで「在宅ワークの方法を探してます。」何て話をしてます。
ご想像の通り、治療がメインである限り接触を伴う仕事であるため、どのようにしても在宅ワークは困難になります。気功のような遠隔治療が出来ないようであれば。ついでに、ご多分に漏れずイトウガクは遠隔気功は出来ません。悪しからず。
ともあれ、仕事も最近は閑散としているのも当然であり、今後の準備期間であると認識しています。それ故に、さほど心理的な不安も感じず過ごしている反面で、マスコミの情報を仕入れることが多くなり、情報の取捨というのが大事に感じました。
こう考えた
何よりも、「今、在宅ワークや自粛待機をしている人、軽症などで待機せざるを得ない方々」に対して、世界の国々で起きている国難への対抗措置として「人の有益となる知識・技術などの提供」を、中医師として何が出来るだろうかと言うことを考えています。
中国本土では、COVID−19に対し漢方薬を使い治療した結果、奏効したとの報告があります。それだけ、中国医学には可能性があるし、葛根湯の傷寒論や温病というのも伝染病の実践から出来た書物であります。
抑え込みは出来たが、それは事実なのかに関しては、いささか疑問を抱きます。なので、なるべく現在進行型で起きていることは、他の現場に居る中医師や情報を仕入れている医師・薬剤師の方々に任せて、脇に置こうと考えました。
結果
中国医学は、基本的には貧乏医学であり、元がかかりません。でも、その理論は非常に素晴らしく思います。
こんな家にいる時間が長いのであればこそ、「知識と技術を学ぶ時」なのではなかろうか。」という考えに至った次第にあります。
今進めて行きたいのは、
中国医学の基本について学ぶ。とか
家で出来る養生法を学んでデキルようにする。とかです。
他にもこんなことをやってほしいがあれば、リクエストください。
こちらでのネタの公開については、他の同業者の方がやっても意義があると思うので構わないと考えています。
イトウガクの中国医学的スタンスでみなさんの①不安を軽減②体の形を調える③体の内部を調える。この三つに関して、知識や技術を提供出来ればと思います。