中医の雑記

ちょっと心の疲れを減らす言葉

中医は「神・形・身」、つまり心理・外形・内部構造機能を重要視します。
イトガクが心がけている、自分が自分であるための言葉を書いておきました。

これで、心の疲れが減るといいな。

・あなたが考える不安な事はほぼ起きない。

 不安は、将来に対して、あるいは過去に起きたことの経験から誰にでも現れます。
 また漠然とした不安もあります、その事が同様に起きる事はほぼないでしょう。生死などは、当然として起こることはあります。生物なのですから。

・不安は予防策を考える良い機会

 漠然とした不安はともかく、将来的・過去的な不安ならば、その事物への対策を考える良い機会です。

・見る視点で世界を変える事があなたには出来る。

 あなたの世界はあなたの思考が作っています。あなたが白と思えば白になります。頭の枷もあなた自身で外す事が出来ます。

・好き嫌いは誰にでもあるし、好かれる事もあれば嫌われる事もある。

 人から嫌われる事に恐れる事はありません。評価も所詮、他人の謂れもない評価に過ぎません。自己評価して伸ばすか無視するかすれば良いのです。

 あなたも嫌いな人や苦手な人はいるでしょう?あなたは、あなたを好きでいてください。他人に好意を求める必要もありません。あなたには「あなた」が必要なのだから。

・あなたを治す薬は、あなたの中にある。

 中医では、「自病」という考えがあり、飲食・生活・感情の偏りは病を起こす原因としています。それを原因に風邪などの邪気を取り入れてしまいます。

・深く考えずに、ありのままを受け入れてみる。

 恬淡虚無。中医の古典『黄帝内経』から言われている事です。「人間は考える葦」であっても、考え過ぎてオーバーヒートしてしてしまいます。心を無にして、楽に過ごす時も作ってあげてください。考え過ぎることは心や脾を傷つけます。

また、人間関係で考えすぎているあなた。他人はあなたに興味をさほど持ちません。もしかしたら、あなたの資源に興味を持つ人はいるでしょう。

基本的に、人は自分にしか興味ありません。人に相談されて、解決法ではなくて、聴いてもらう事が結局の目的になり時間を費やす事もあるでしょう?
だから、あなたのことを人がどう思っても、あなたには関係ないのです。深く考えずに「あーそうなんだー」って過ごしましょう。

・あなたが楽しく過ごせるように思考や習慣をシフトチェンジする。

自分勝手にならない程度で、自分が楽しく悪いストレスを感じにくい思考・習慣や環境を作りましょう。逃げる事は、時に良い事です。あなたが楽しく過ごせたならば、あなたの本領が発揮され、緊張もさほどしなくなります。

・「隣の芝生は青い。」

比較は買い物の検討の時くらいにしましょう。他人と自分は違います。あなたはあなたです。

・自分のやりたい事を追求・追究する。

やりたい事をやってください。その時が一番楽しいです。やりたい事が無ければ、やってみたい事を体験してみてください。それがやりたい事になるかも。やる気が無いならば、やる気が出た時や少しだけやろうと思った時ににやればいいんです。陰極めて陽に転じるわけです。

・適当に。

適当は中国語の意味だと「ほどほどに、ちょうど良く」です。昨今ではネガティブな意味の「いい加減」です。本来は「好い加減」なのに。頑張る必要は無いです。ここぞの踏ん張りはあってもいいですけど。テストであれば、合格点を取れば結果オーライです。完璧を目指すならば、自分の分野で適当に楽しくやってください。

陰陽は、白黒ハッキリしていますが、混ざり合って混沌・曖昧・調和していきます。それで身体の陰陽を調和させることができます。多少適当で曖昧でも良いのですよ。

・反省をしても後悔はしない。

あなたが決断をしたのだから、失敗はありません。もし、ミスが起きたならばその事について反省として今後の予防策を考えましょう。後悔は後までずっと引きずります。あなたが本当は望んでいない選択だったのかも。起きたことのは起きたこと、先に進んでください。

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