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中医の雑記中医学

あおり運転、嫌ですね。

最近ニュースで、「あおり運転」が度々散見されます。何であおり運転なんてするんだろう?っていう心理も気になりますが、今回のニュースでは暴行に至った節ことも考え「怒り」について中医のお話をしましょう。

 

怒りとは

怒りは、情志という感情の中の1つです。その情志の母体となるのは、「神明(しんめい)」であり、「心」と通じます。つまり、心が動くことで情志(感情)が働くようになります。情志には、喜・怒・悲・思・憂・恐・驚の感情である「七情」、喜・怒・思・悲・恐の「五志」があります。

五行と感情

「五」の数字が出る時は、だいたい五行に当てはまりますので、表を見ていきましょう。

 

見ての通り、「怒」は五行で「木」、五臓で「肝」です。さらに「怒」は肝と表裏にある胆の失調により起こり、肝の失調により多くを語りたくなります。ちょっと周りを見てみてください。特に胆嚢の悪い人がいたら、よくよく観察してみると怒りっぽい感じがあると思いますよ。

また、「怒」の感情は気を逆上させます。顔が赤らんだり、呼吸が荒れてたり、興奮して正常な思考ができなくなったり、暴力的な行動を起こすようになります。逆上つまりは興奮状態なわけですね。

ついでに、心理学的には「ミス ウォンティング」という、興奮状態にある時は、冷静状態にある時の自分を考えられないという理論があるそうです。

ただ、気の逆上が強いと体質や状態によりケイレンなども起こすような状態が起こります。溜まった体の火によって体の水分(血)が少なくなる事を起因としています。なので怒り過ぎるのもよろしくないわけです。

 

中医的な分析

今回のニュースに出た人物は、怒りっぽくや自己承認欲求が強いや、猜疑心が強いことが性格としてあげられます。やはりここからみた時、心や肝の問題が関連してきます。特に、夏場は心の気も強くなることから、メンタル的な気の強さが発揮されやすくなります。

ましてや、美味しいものをよく食べるような生活をしているようで、脾胃の弱体も考えられます。脾胃は、気血を作ります。血が少なければ、気(熱)を抑えることができませんので、怒りを助長します。

 

怒りの解決法

もし、自分が怒りに駆られたらどうするか?

中医は、そもそも恬澹虚無を好みます。気持ちを荒げず冷静にいることが、大事だということです。

①1分間まず怒りの原因を探る。その怒りは、自分の中で正しい怒りですか?

②呼吸を整える。気持ちで抑えられなければ、深い呼吸を繰り返す。

③普段から心を整える。これは以前も書いたので、そちらのリンクをつけておきますね。

心を正す。

怒る時には、すでに体の気の流れの停滞が起きている可能性があります。その予防には、「太衝」というツボを押したり、漢方では逍遥散のような処方を使います。

 

逍遥散は、気を発散させて流れを整えて血を補う作用があります。太衝のツボは、肝に働き興奮状態を抑えたり、ストレスを発散させるのに使います。

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