霊宝館
空腹を満たす
上醍醐からだるい体を引きずり、空腹を満たすために今回は霊宝館の内部にあるフレンチ・カフェ「フレンチカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェ ~桜の樹の下で~」で食事をとることにした。
境内で比較的安価で、変わったものを食べるというコンセプトから、当該のカフェとなった。頼んだものは洋風ホワイトソースハンバーグとデザートセット。残念ながら写真を残してはいないのだが、
本館と別館
境内に入ると醍醐寺のしだれ桜が見え、その左手に本館(と平成館)、右手に別館(仏像棟)が見られる。本館では鎌倉時代に作られた水晶の蓋に覆われた阿弥陀如来立像が、加工方法とともに紹介され、当時の彫刻技術の高さに驚嘆せざるを得なかった。その後、広間へと向かうと修復された五大明王の彫刻や阿弥陀如来などがあり他の絵画などもあったが、仏像の迫力がすごいと感じた。あまり意識はしなかったが、時代ごとの彫刻の特徴もあるとのことだ。別館にも仏像が納めてあり、古くは平安時代からの仏像がある。簡単な説明だが、実際見に行ってその迫力を是非感じて欲しい。
三宝院
三宝院は襖絵や庭園が有名であり、庭園の出入り口には国宝の「唐門」がある。その庭園は醍醐の桜を見るために太閤秀吉公が設計したとも言われている。庭園自体は広々とした枯山水の庭園で、参観されている人たちも心を癒されていた。そして私も癒されていた。その後にもっと癒された場所があることも知らずに・・・。それ以外にも、寝殿造で作られた国宝・表書院もあり、ここまでは拝観することができる。ここの襖絵も繊細な良い絵なのでぜひ見ていただきたい。
京都に来た1日を、醍醐寺だけで過ごしその日を終えた。