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中医の雑記

運動するとキレイになれる⁉︎

 2018年下半期あたりから、あるホルモンの作用が注目されました。

そのホルモンの名は「マイオネクチン」と呼ばれます。

マイオネクチンは筋肉で作られて、今後病気の治療や美容の方面でも使われていくようです。

マイオネクチンの作用

現在、公にされている情報としては名古屋大学大学院とポーラ化成によるもので、かたや炎症抑制や細胞死を抑制する作用があり、心筋を保護することで心筋梗塞の予防や治療に生かしていこうしていること。もう一方では、マイオネクチンがシミの元になるメラニンの産生を抑制することで、美容に使うことが可能であるような内容です。また、筋肉が多いほどシワや毛穴の目立ち、色ムラが少なくなることも示唆されています。

皮膚科の山本綾子先生(http://dr-ayakoyamamoto.com)の提唱する、アトピー性皮膚炎を運動療法を使い治療する方法にも理解できるポイントでもあります。

マイオネクチンは増やす方法

マイオネクチンを増やしていくには、有酸素運動が有効としています。

有酸素運動は、単発的な短距離走や筋トレではなく、持続性を伴う体を全体的に使う運動と考えてよいでしょう。呼吸を利用する運動と考えてもよいでしょう。

例えば「ウォーキング」です。

シミを取るなどの効果は、特に体重あたりの下半身の筋肉量により依存するようです。一般的に言われているのは、下半身の筋肉は全身の6割を占めており、その4割は大腿部(太もも)の部分であると言われています。

筋肉を持続的に利用したいので、20分以上の有酸素運動をするとよいでしょう。

中医にこんな理論がある

中医の考えでは、体を動かすこととは気が動くととらえます。気は特に人を飛ばすとか特殊な方法も実際はありますが、ここでの気はそのような物ではありません。

体を動かし、気が動いて流れるようになれば一緒に血も流れて、体を巡ってぜんしんを栄養すると考えます。筋肉は、現在でこそ筋と肉が混ざっておりますが、中医では「肌肉」と呼ばれています。

肌肉は脾胃に属し、脾胃は消化機能を表して気血の生成に大きく関与します。シワや毛穴の目立ちなどは、気血が体の表面を栄養することで治りやすいことは 、想像できると思います。

乾いた田畑に水を与えるようなものです。その水や肥料になるものが気血だと思ってください。

また、有酸素運動は呼吸を伴うことで運動として成り立ちます。中医では呼吸は肺と関係し、呼吸に伴い気が体を巡りやすくさせます。
そのほかにも肺は皮フを代表したり、表裏関係に大腸と関係を持ったりします。肌の悪い人や、セキが長引いたりすると便通に影響を与えるのは、肺と大腸の関係によるものです。

上記で、アトピー性皮膚炎の運動療法も述べましたが、中医でも経筋という筋肉の連関性の考えがあります。また経脈という血気を流すルートもあります。経筋が痛むと運動疾患が起こりやすくなります。その経筋は、ほぼ経脈上を流れているので経筋が詰まると経脈も動きを停滞させます。

その詰まりが熱を持つとアトピー性皮膚炎のような炎症症状を引き起こすのは、中医的には容易に考えられます。

中医でシミはどう考えているの?

シミのような青い斑は、中医では瘀血(おけつ)と言われます。瘀血は、血流の滞りで起きた反応です。その瘀血を取り除くには①瘀血を(柔らかくして)流す。②気血を補うなどがあります。

そのうち①の瘀血を流す方法として、運動が含まれます。当然、全てが①に帰納するわけでは無いですが、体の状態をみて①が必要か?②が必要か?それとも両方か?を判断する必要はあります。

何れにせよ、運動は肌肉を動かし、その肌肉は脾胃に属します。体を動かし食事を摂ることで美容だけでなく、健康への道を歩んでいきましょう。

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