中医の雑記中医学古典中医学鄭欽安

漢方に関わること生業にしていると、必ずと言って良いくらい不妊症で大変な思いをしている方にお会いします。... 続きを読むよ。

中医めぐり東京

店舗名:薬仁堂(やくじんどう)
・スタイル:漢方薬店
・主要:漢方薬販売
・場所:錦糸町駅南口より徒歩5分    東京都墨田区江東橋4-25-11
・営業日:平日 10時~18時30分  土曜 10時~17時
・定休日:日曜・祝日
・連絡先:03-3634-8189... 続きを読むよ。

中医めぐり

中医めぐりリポートは、イトウガク個人が主に東京・神奈川範囲で通える「中医」の名が付く業務をしているところを巡り、一切忖度無しの独断でリポートするものです。... 続きを読むよ。

中医の雑記中医学学習

こんにちは、オリエンタルコスモスの中医師・伊藤岳です。
 
漢方の世界では、日本漢方・中医に限らず「証」を重要視します。「証」は字の通り証拠であり、身体の状態を表すための証拠基準と言ったところででしょう。
今回は、中医の「証」について解説をしたいと思います。
 

証の概念

 
人は、時間軸の中に生きていいます。今ここに、人生と言う名の一本軸があるとします。この一本軸のある段階のポイントで出ているのが現「証」であり、その証は時事刻々と変化が生じていきます。
 
 
診察では、あなたが持つ症状群に対して、現在どんな症状が・いつから・どのように起きているか・本来ある体質などを知る事で、「今の証」を立てていきます。
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中医学学習

この時期暑いはずなのに、「風邪を引いた」という方が多く見られる傾向があります。
症状はおおよそ、セキ、水っぽい鼻水、のどの痛みがほとんどです。
 

中医で風邪を引くメカニズム

中医の考えでは、気の低下=つまりは免疫力低下が起こり、「外邪」と呼ばれる外的気候変化や細菌・ウイルスなどを体が受け入れてしまいます。
 
外邪を受け入れることで、症状を起こします。これを「外感」と呼びます。当然、免疫力が低下の状態なので、体の中へと侵攻していきます。
 
外感の基本特徴は、みなさんが葛根湯を飲むような症状が多く「首・肩・背中のこわばり、発熱、悪寒」を主症状とします。これ以外であれば、体の中へと邪気侵攻の可能性が考えられます。
 

夏特有の病的原因

本来夏には、暑さに湿気を伴う気象状態を原因にする外感をおこしやすくなります。それを「暑湿」といい、風邪の症状に加え、体が蒸し暑く感じる発熱・体の重だるさ・食欲不振・食べても味が感じにくいなどの症状が現れるようになります。... 続きを読むよ。

オリエンタルコスモス中医学

こんにちは、オリエンタルコスモスのイトガクこと伊藤岳です。
8月1日は、現在の職場である「東文中醫クリニック・新橋」での最終勤務日です。... 続きを読むよ。

学習養生法

探してみたら見つかりました。以前、グルテンフリーをやった時の文章。前回に引き続き、修養シリーズです。... 続きを読むよ。

中医の雑記学習養生法

この文章は、武術を始める前に書いた内容で、かれこれ練習を始めてもう直ぐ2年目を迎えようとしています。お蔵入りするにはもったいないので、記録に残しました。ついでに、やっている武術の内容は秘密だよ。... 続きを読むよ。

中医の雑記養生法

梅雨時って体調悪くなりますよね。
特に用もないのに、気持ちも落ち込んでしまいます。
 

どうして落ち込むのか?

 
中医では、曇りや雨は「陰」に属します。「陰」とは水・月・血などをつかさどります。老子の「道徳経」の「上善水の如し」なんて言葉がありますが、水は下へと降っていく重い物質でもあります。
 
本来ならば春や夏は陽気が上昇するべき季節ですが、「陰」が重くて陽気が上昇できなくなるために、梅雨時期に落ち込むが強く出てきます。
 
季節の要素以外にも胃腸が弱い人、特に中医では胃の弱い人は体に湿気を帯びやすくなります。当然食欲不振も現れます。そして、気の流れが低下して、古傷が痛みやすい時期にもなります。
 

どうしたら落ち込みは良くなる?

①体を動かす

運動は気を動かすことになります。激しい運動はしなくとも、軽く発汗をする感じで散歩やジョグなども良いですし、ストレッチなど筋肉を伸ばすのも良いでしょう。
 

②香味野菜を取るようにする。

シソやらニラやらパクチーやら。そのような香味野菜は気を流すことが出来ます。特にその点ではシソの葉は優秀です。気を流してあげるだけではなく、胃の調子も良くしてくれる生薬の一つです。肉厚のキノコのようなもので、体の水分を出すのも良いでしょう。そして多少辛いものを食べるのも良いでしょう。
漢方では、湿気を取る発散する、胃を整えるなどをベースに処方をします。
 

③消化の良い食事をとる。

この時期は気温の上昇もあるため、冷たい飲食をとる傾向があります。冷たいものは、胃にとってあまり良くないものです。胃が冷えることで肺が冷えるとも言われ、痰がある喘息が出ることがあります。
 
夏はこれからです。湿気を溜め込んだまま、夏を過ごしきらないためにも気をつけてみましょう。
病の原因は、自ら作り出す「自病」が多くあります。一つでも減らす事が養生のポイントですよ!
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