中医学養生法

心を正す。

一,正心

凡欲身之無病,必須先正其心,使其心不亂求。心不妄念,不貪嗜欲,不著迷惑,則心先無病欸。心主無病,則五臟六腑即或有病,不難治療。獨此心一動,諸患悉招,雖仙醫如扁鵲華佗在旁,亦無所措手。《益州老人書》

無病息災でありたいのであれば、まず心を正すこと。徒らな思いを巡らさず、欲しいままにせず、迷いを抱かずいれば、先ず心が病むことは無い。

心が病まなければ、五臓六腑に病があれど、治療は難しくない。心が一つ動いてしまえば、あらゆる症状を惹き起こす。たとえ扁鵲や華佗と言った名医が側にいれども、手の施しようが無い。

勿藥須知        《急救廣生集》清 程鵬程先生

イトガクの補足

一時的な心の迷いはあるでしょうけど、考えすぎや無用な不安は心身に影響を与えて病気を引き起こします。また病気からくる不安が、より病気の長期化を促す恐れがあります。まずは、如何なる時も心を落ち着かせることに気をかけましょう。中医の言葉にも、薬は食に及ばず、食は精に及ばず、精は神(心)に及ばずとあります。

Have any Question or Comment?

One comment on “心を正す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social Share Buttons and Icons powered by Ultimatelysocial