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李可先生「人体の陽気と疾病」から語録⑩

・中医と現代医学は結合は出来ないが、互いに補うことはできる。

・五臓六腑、皮毛、経絡、表裏、内外、いずれかの一部分に陽気が至らなければ、そこは病となる。

・陽虚で寒湿の人は8割、陰虚は2割。糖尿病に六味地黄丸を使うことは間違えである。使うのであれば八味丸を使うと大量の水分を患者に与えず陰陽のバランスが取れるようになる。

・舌先の赤み、喉の痛み、痘は内から外への自己回復の過程である。

・逆治(反治)とは、熱の表現があれば、冷やして治す方法。

従治とは、本来熱症状があり、熱象が見られ、そこで熱薬を使う。熱薬を使うことで、本来必要な場所に熱が流れる。黄帝内経の君火以明相火以位というだろ。

・益火之源、以消陰翳 

温氏奔豚湯 附子 10桂皮10 沈香10 縮砂10 山薬60 茯苓45 沢瀉30

 懐牛膝30 生晒人参30 五霊脂30 車前子30 炙甘草30 生姜45 大棗25

これで22キロも体重を落とせた。

全ての肥満は全て寒湿瘀濁が三陰に堆積し、陽が陰の霧を一掃させたのだ。

・数脈は、脈経では熱に属するとあるが、数は寒だけではなく大寒、さらには危険なレベルの寒である。まさに熱が極まれば転化する。

遅脈は寒だが、ある種の熱が極まった状態、上下の関格が通らない場合も遅がでる。

・救急では舌と脈のどちらを重視する?

脈死の人は素早く処置を行うべきである。例えば恐ろしく遅い遅脈の時など。脈は難しい。数は必ずしも熱ではないし、舌が赤いからといって陰虚とは限らない、乾燥して津液が一滴も見られなくても、もしかしたら陽虚の極みかもしれない。危機的状態の時は生死を分別するのは簡単ではない。

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