中医学養生法

八,固齒

齒不保固,則經絡不通,且生齒疾。清早睡醒時,則叩齒二三十下。每晚及食後必漱令潔凈。小便時閉口咬牙,後畢方開,永無齒疾,受用多多。... 続きを読むよ。

中医学学習方剤

ここ最近、熱中症で病院に運ばれるなんてニュースをよく聞きます。... 続きを読むよ。

中医の雑記中医学古典中医学鄭欽安

漢方に関わること生業にしていると、必ずと言って良いくらい不妊症で大変な思いをしている方にお会いします。... 続きを読むよ。

中医の雑記中医学学習

こんにちは、オリエンタルコスモスの中医師・伊藤岳です。
 
漢方の世界では、日本漢方・中医に限らず「証」を重要視します。「証」は字の通り証拠であり、身体の状態を表すための証拠基準と言ったところででしょう。
今回は、中医の「証」について解説をしたいと思います。
 

証の概念

 
人は、時間軸の中に生きていいます。今ここに、人生と言う名の一本軸があるとします。この一本軸のある段階のポイントで出ているのが現「証」であり、その証は時事刻々と変化が生じていきます。
 
 
診察では、あなたが持つ症状群に対して、現在どんな症状が・いつから・どのように起きているか・本来ある体質などを知る事で、「今の証」を立てていきます。
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中医学学習

この時期暑いはずなのに、「風邪を引いた」という方が多く見られる傾向があります。
症状はおおよそ、セキ、水っぽい鼻水、のどの痛みがほとんどです。
 

中医で風邪を引くメカニズム

中医の考えでは、気の低下=つまりは免疫力低下が起こり、「外邪」と呼ばれる外的気候変化や細菌・ウイルスなどを体が受け入れてしまいます。
 
外邪を受け入れることで、症状を起こします。これを「外感」と呼びます。当然、免疫力が低下の状態なので、体の中へと侵攻していきます。
 
外感の基本特徴は、みなさんが葛根湯を飲むような症状が多く「首・肩・背中のこわばり、発熱、悪寒」を主症状とします。これ以外であれば、体の中へと邪気侵攻の可能性が考えられます。
 

夏特有の病的原因

本来夏には、暑さに湿気を伴う気象状態を原因にする外感をおこしやすくなります。それを「暑湿」といい、風邪の症状に加え、体が蒸し暑く感じる発熱・体の重だるさ・食欲不振・食べても味が感じにくいなどの症状が現れるようになります。... 続きを読むよ。

オリエンタルコスモス中医学

こんにちは、オリエンタルコスモスのイトガクこと伊藤岳です。
8月1日は、現在の職場である「東文中醫クリニック・新橋」での最終勤務日です。... 続きを読むよ。

中医の雑記中医学

最近、来院される患者さんで「風邪を引いた」という方が多く見られるようになりました。
症状はおおよそ、セキ、水っぽい鼻水、のどの痛みがほとんどです。
 

中医漢方での風邪を引くメカニズム

中医漢方の考えでは、気の低下=つまりは免疫力低下が起こり、「外邪」と呼ばれる外的気候変化や細菌・ウイルスなどを体が受け入れてしまいます。外邪を受け入れることで、症状を起こします。これを「外感」と呼びます。当然、免疫力が低下の状態なので、体の中へと侵攻していきます。
外感の基本特徴は、みなさんが葛根湯を飲むような症状が多く「首・肩・背中のこわばり、発熱、悪寒」を主症状とします。これ以外であれば、体の中へと邪気侵攻の可能性が考えられます。
 

昨今の夏風邪の原因

この時期の咳や水っぽい鼻水・のどの痛みは、エアコンの冷え、冷たい飲食を原因とすること多くなります。特に今年は猛暑が続き、エアコンの使用やアイスや冷たい飲物を飲食する機会が多かったと思います。
またエアコンは、冷気のほかに風を送ります。風は、乾燥をさせますので、ノドの乾燥による痛みを一層増させてしまいます。また、夏は発汗するので毛穴が開きやすく、毛穴から邪気が入っていきます。
冷たい飲食は、胃の乾燥機能を低下させて、水分代謝を悪くすることで湿気を作り出します。湿気が固まると痰へと変化します。
 
状態により痰がノドに溜まり、熱・冷え・乾燥で固まり、胸のあたりに違和感がある乾いたセキや水っぽいセキへと様相を変えていきます。
また、熱が強ければ、粘り気のある黄色に近い痰や鼻水が、冷えの要素が強ければ水っぽい鼻水を伴います。
 

夏風邪の治療

熱が強ければ、熱を冷ます薬に加えて、少し喉を潤す薬を使います。ただし痰があるので、痰を作る根本にある胃の機能の改善が必要になります。麦門冬湯や滋陰降火湯なども選択肢に加えられます。ノドの痛みだけならば、桔梗湯を使い少陰の火を降ろします選択肢も考慮できます。
 
冷えが強ければ、温める薬を使います。肺や胃を温める薬を使いますが、特にショウガ・カンキョウなどが配合された漢方が使い勝手が良いでしょう。例えば小青竜湯がこれに当たります。
 

食べ物でどうにか出来ないか?

考えてみました。中医漢方の考えでは、症状には気の方向性ということを考えます。セキやノドの痛みは気の逆流(気上逆)、水っぽい鼻水は気の保持力低下(気失封蔵)、痛みは流れが停滞あるいは栄養不足(気不通、血不栄)となります。
そこで大事なのは味と食べ物の持つ性質です。
 

ここで味の基本を勉強しましょう。

酸味は収める。辛味は発散する。塩辛さは水分を吸収。甘味は心を緩やかにして、脾胃を補う味。苦味は、以外にむしろ思いの外に大事な味です。苦味は気を降ろし、骨を固めます。
味の組合せも大事になります。酸味+甘味or苦味+甘味=陰を生じる。辛味+甘味=陽を生じる。
 
次に性質の考えをここで記載します。大きく3種類で分けるのであれば、温・平・寒です。もう少し細かい区分がありますが、ここでは割愛します。要は冷やすか温めるかということです。
セキ・鼻水などは抑えることに重点が置かれるのであれば、酸味で抑える事が出来ます。
 
風邪で有名な葛根湯は、この様な夏風邪には少々力不足は否めません。ただし、効果が出ないとも言いません。
 

2019年の傾向

上記の内容は、以前別のブログで書いた内容なのですが、今年は多少異なる傾向があり「土不及」という運気を持つ年です。「土」とは中医の臓腑「脾胃」を表します。胃は水を乾燥をさせる作用があるのですが、今年は土を補う力が低下するので、水が多く出る傾向があります。それは天候も同様で、湿気が多い1年であることを指しています。... 続きを読むよ。

中医の雑記中医学古典中医学学習

・中医と現代医学は結合は出来ないが、互いに補うことはできる。... 続きを読むよ。

中医学古典中医学学習

・教科書上で書かれている生半夏の量は1gだが、私が1ヶ月で使う量は30~50gあり、附子と出す量は変わらない。... 続きを読むよ。

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